FRESHMAN COLUMN
FRESHMAN COLUMN

2023年4月入社
電通グループ研修とは
4月に入社をしてから本配属までの2か月間、新入社員研修がありました。
入社してまず初めにあるのが、北海道から九州まで全国の同期と一緒に勉強をしていく「電通グループ10社合同研修」です。1か月間、広告の基礎知識や、全国のグループ会社がそれぞれ何をしているのかを学びながら、同期との交流も深めていきました。同期のなかでも、同じグループになった7人とは、自分の好きなもの紹介から始まり、最後のグループワークまで協力してやり遂げたことでより交流を深めることができました。
多様な部署(仕事)の話が聞ける
特にアド電通大阪は営業専業会社なので、社内の先輩から営業以外の仕事内容を聞くことは少ないです。よく考えると当たり前のことではありますが、私は研修を受けるころには広告営業で頭がいっぱいになっていたので、同じ研修を受けている同期がメディア担当など他の職種に配属される可能性がある、というのがとても新鮮でした。
電通グループ研修の集大成、プレゼンワーク
研修の最後のグループワークでは、ある商品を売るための企画を考えます。売る商品や前提条件、ターゲットなどを説明された後に、質問はありますか、と聞かれ、予算はいくらですか、と言った同期がいました。グループワークというと学生時代の延長に感じてしまう部分があるなかで、この質問は社会人としての自覚を持つきっかけのひとつとなりました。そんな大学生から社会人に変わる準備をさせてくれるのが、この「KIZUNA研修」だと思います。
自社の研修について
5月からは、アド電通大阪社内での研修が始まりました。ここから本配属までの1か月間は、「より営業になるための研修」です。各部でそれぞれ約2日間ずつ、実際に働いているところにお邪魔する形で勉強させていただきました。
4月の1か月間も社内の先輩方に話しかけていただく機会は多く、顔を覚えた方もいらっしゃいましたが、5月からのこの研修ではそんな先輩方が営業として働く姿を知りました。営業の現場に立つ先輩方には、その人それぞれのやり方があったり、そのクライアントごとに適した方法もありました。そんな中で全員が共通して持っている意識が、「クライアントが何を求めているかを理解する」というものです。クライアントは言いたいことを伝えきれているか、このクライアントの商品はどうすればもっと売れるのか。言葉は違っても、クライアントを知ることが一番大事、という部分は同じでした。
さいごに
電通グループ10社研修でのグループワークでは、どう売るか、の企画を考えました。もちろんそれも大事ですが、5月の社内研修を受けたあとの今、もう一度同じ課題を与えられたとしたら、私は「クライアントがどう売り出していきたいか」も並行して考えると思います。
実践でしか得られない経験は、6月の本配属からどんどんやってきます。この5月までの研修は、大学生から社会人に、そして営業になる意識をもつための研修だったと感じています。